放っておくと怖い【坐骨神経痛】

      2017/08/28

坐骨神経痛とは、下肢に通っている坐骨神経が何らかの理由で圧迫されることによって痛みが生じる現象の総称です。

よく勘違いされがちですが、「坐骨神経痛」という病名はありません。

痛みの範囲や程度は様々で、その痛みを引き起こしている原因となる病気によって異なります。

坐骨神経痛になる原因

坐骨神経痛になる原因はたくさん存在しますが、有名なものだと次のような疾患が挙げられます。

これらは多くの患者さんがいる疾患なので、聞いたことがある人も多いと思います。

こういった疾患が原因となって、坐骨神経痛が発症します。

 

いずれも腰への継続的な負担が原因で発症することが多く、椎骨や椎間板が神経を刺激して痛みが発生します。

この他にも変形性関節症や怪我などによって起こる坐骨神経痛もあります。

先天性のものは予防できませんが、日ごろから腰への負担をなるべく軽減させることが大切なことです。

⇒あなたの腰痛の原因は?

症状の特徴は?

坐骨神経痛の症状の特徴は、腰や臀部から下肢にかけての電気が走るような痛みや痺れです。

臀部から太ももにかけて痛みが出る場合が多いですが、足先まで痛みや痺れが出ることもあります。

酷くなると歩くことも難しくなってしまうくらいの痛みが出ることもあるため、放置しておくのは危険です。

このような症状があるときはなるべく早く病院で検査し、その原因を調べる必要があります。

原因によって治療法も異なってくるため、自分で痛みの原因を決めつけるようなことはせず、必ず病院で診てもらうようにしましょう。

⇒腰痛は何科に行けば良い?

※参考画像 疼痛.jp

どんな人がなりやすい?

坐骨神経痛になりやすいのは、日ごろから腰への負担が大きな人です。

例えば重労働や激しいスポーツなどはもちろんですが、あまり動かないデスクワークの人も危険です。

長い時間座りっぱなしの状態が続くと腰への負担が継続的に集中してしまい、ヘルニアなど何らかの疾患を引き起こす原因となり得ます。

瞬間的な強い負担も危険ですが、こういった長期的に負荷がかかることも腰の異常につながるため注意が必要です。

⇒必見!デスクワークが長い人の腰痛対策

 

腰への負担は適度な運動やストレッチなどで、溜まった疲れをなるべく毎日リセットしてあげるようにしましょう。

加齢が原因による疾患は予防が難しいですが、筋力があれば姿勢も正しく保ちやすいため、日ごろから適度に体を動かしておくことがとても大切です。

⇒日常生活で気をつけたいこと

坐骨神経痛の治療方法

坐骨神経痛を引き起こす腰部の疾患の治療法で共通しているのは、まずは内服薬やリハビリテーションなどの理学療法です。

これらで様子を見て改善されないようならブロック注射を打つことも珍しいことではありません。

最後の手段として手術という選択肢も出てきますが、なるべく手術が必要なほど酷くなる前に治療を受けることをおすすめします。

腰への負担を抑え、予防を心掛ける

腰痛を引き起こすには必ず原因がありますが、その多くは腰への過度な負担です。

仕事柄どうしても腰に負担がかかってしまうといった人も多いかと思いますが、そういった人は毎日ストレッチをするなどして自己予防を行いましょう。

長時間同じ姿勢でいることが多い人は、なるべくこまめに体を動かす習慣を付けて、腰への継続的な負担を減らす予防がおすすめです。

この機会にスポーツを始めてみるのも良いですが、日常生活の中に運動習慣を取り入れていくだけでも効果は十分あります。

腰に溜まった疲れをためないことも大切なので、しっかりと睡眠をとりその日のうちに体をリセットする習慣をつけていくことが大切です。

⇒腰痛にNGな布団を見分ける5つのポイント

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