骨盤ベルトと腰痛ベルトの違いは何?

      2017/08/28

腰痛に悩む人は「骨盤ベルト」や「腰痛ベルト」の効果が気になりますよね。

この二つのベルトはそれぞれどのような違いがあり、どのように使い分ければいいのでしょうか。

骨盤ベルトと腰痛ベルトの使用目的の違い

骨盤ベルトと腰痛ベルトは一見似ていますが、その役割はそれぞれ異なります。

 

基本的に骨盤ベルトというのは腰に違和感や軽い痛みがあるとき、産後の骨盤の開きを軽減させたいときなどに骨盤に巻いて使用します。

 

一方の腰痛ベルトというものは、急性の強い痛みが出ているときにウエスト部に巻いて痛みを軽減させることが使用の目的です。

このように、骨盤ベルトと腰痛ベルトでは使用する目的が異なるのです。

  使用目的 巻く位置
骨盤ベルト 骨盤を締め付けるため
(軽い痛みや違和感)
骨盤・臀部
腰痛ベルト 腹圧をあげるため(急性の痛み) ウエスト

ベルトを巻く位置の違い

骨盤ベルトと腰痛ベルトでは使用する目的が違うため、腰に巻く位置も異なります。

骨盤ベルトは骨盤の中心から下部にかけての位置に巻くため、感覚的には腰というよりも臀部に巻いている感覚です。

 

一方の骨盤ベルトですが、こちらはウエストをメインに巻きつけます。

感覚としてはウエストというよりは骨盤に巻いているという感覚を強く感じるかもしれません。

 

骨盤ベルトは骨盤を締め付けるため、腰痛ベルトは腹圧を上げるためという明確な目的があるからこそ、ベルトを巻く位置も変わってくるのです。

どういう症状の時にどちらをつけるべき?

それぞれ異なる特徴を持つ骨盤ベルトと腰痛ベルトですが、具体的にどういった症状のときに使用するものなのでしょうか。

2つの使い分けについて解説します。

<骨盤ベルト>

骨盤ベルトは基本的に痛みの改善を目的として使用するタイプのものではありません。

痛みよりも骨盤の歪みの矯正に使用する目的がメインとなります。

 

ただし女性の場合は出産後に腰痛や恥骨痛という症状が現れることが多く、そういった症状には骨盤ベルトを使用して回復を待ちます。

出産で骨盤が歪んでしまうことはよくあることなので、産後に骨盤の歪みを正しく矯正するために骨盤ベルトを使うことは産院などでも推奨されています。

⇒「妊婦さんのための腰痛布団選び」5つのチェックポイント!

 

また、最近では骨盤ベルトのダイエット効果についてもよく取り上げられています。

こういった理由から、骨盤ベルトは男性よりも女性が使用しているケースが多く見受けられます。

<腰痛ベルト>

腰痛ベルトは骨盤ベルトとは異なり、強い痛みを感じる症状があるときに使用します。

例えばぎっくり腰に代表される急性の腰痛や、強い慢性腰痛の場合に使用すると高い効果が期待できます。

⇒これってぎっくり腰!?知っておきたい辛い痛みの治し方

 

ただし腰痛ベルトそのものに治療効果があるわけではないので、腰痛ベルトを巻いたからといって痛みが治まるわけではありません。

正確にはベルトを巻くことで痛みを感じにくい状態にし、最低限動くことができるようにサポートしてくれる道具だと思っておくと良いでしょう。

 

それほど酷い痛みでなければ腰痛ベルトをしつつ様子を見ていれば治ってしまうこともありますが、ぎっくり腰などの場合は炎症を抑えるために患部を冷やすなどの対処もしつつ、そのサポートとして腰痛ベルトを使用するようにしましょう。

⇒腰痛は温める?冷やす?

正しく使用することが大事

骨盤ベルトにしても腰痛ベルトにしても、正しく使用しなければ巻いている意味がありません。

ベルトを巻く目的や巻く場所を誤ると本来ベルトが持っている能力を引き出すことが難しくなります。

どんな道具でもそうですが、しっかりと目的や使用方法を理解したうえで使用してこそ効果があるのです。

 

もし骨盤ベルト腰痛ベルトを使用した方が良さそうな状態になったときには、使用する意味を再度理解して正しく使用するようにしましょう。

 

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