腰痛持ちがスポーツを楽しむときの注意点

      2017/08/28

腰痛持ちであっても、趣味や競技でスポーツを楽しみたい人は多いと思います。

しかし、スポーツの種類や体の使い方次第では腰痛を悪化させてしまうというリスクがあるのも事実です。

そこで今回は、どんなスポーツが特に注意が必要で、どのように対策していけばいいのかについて解説していきます。

腰痛持ちが注意したいスポーツ

腰痛を悪化させやすい、特に注意しなければならないスポーツがあります。

それは急激に体をひねる動きが多いスポーツや、強い衝撃を受けるようなスポーツです。

<ひねる動きが多いスポーツ>

急激に体をひねる動きが多いスポーツは、私たちの身近にたくさん存在します。

特にゴルフやテニス、野球といったスポーツでは、「スイング」という共通のひねる動作が避けられません。

また、スイングとは少し違う動きですが、ボウリングやスケートも腰をひねる動きが多いので腰痛を起こしやすいスポーツの仲間です。

<強い衝撃を受けやすいスポーツ>

腰に強い衝撃を受けやすいスポーツも腰痛を引き起こしやすくなります。

柔道やラグビー、サッカーといった相手と直接体をぶつけ合うようなスポーツは、衝突や転倒などで腰に大きな負担がかかることが日常的です。

受け身を取るとはいえ、一定の衝撃を受けることは避けられません。

 

直接的な衝突などはありませんが、バレーボールも意外と腰に負担の大きなスポーツです。

中腰の姿勢が多いことや、ジャンプした後の着地の衝撃で腰を痛める選手が多いことが特徴です。

スポーツで腰を痛めない対策

スポーツで腰を痛めないようにする対策としては、趣味レベルだと忘れがちなウォーミングアップが重要となります。

どんなスポーツをするにしても、ウォーミングアップをしっかりと行うことは怪我の予防にとても効果的なので怠らないようにしましょう。

 

また、体幹トレーニングなどで怪我をしにくい体をつくることも大切です。

 

その他の工夫としては、無理のないフォームを身につけたり、練習時間の短縮、サポーターの使用などが挙げられます。

練習は必ずしも長い時間行えば良いというものではないので、短い時間で濃い内容の練習ができるような、効率的な方法を考えてみましょう。

アスリートの腰痛との付き合い方

有名アスリートにも腰痛持ちの人はたくさん存在します。

腰痛持ちにも関わらず世界を相手に第一線で活躍できているのは、日々のケアを怠っていないからです。

 

例えばサッカー日本代表の長友佑都選手は、若い頃から腰痛に悩まされていたことがきっかけで、ヨガや体幹トレーニングに熱心に取り組むようになりました。

今では独自のトレーニング方法を生み出すなど、書籍を出すほど本格的なレベルとなっています。

その結果、腰痛を克服するだけでなく競技でのパフォーマンスも上がり、世界のトップレベルで活躍しています。

 

フィギュアスケートの羽生結弦選手も腰痛と上手く付き合っているアスリートの1人です。

羽生選手の腰痛は筋筋膜性腰痛症で、主に筋肉の使い過ぎというオーバーワークで発症する腰痛です。

もちろん無理をすると悪化してしまうので、薬物療法やストレッチ、コルセットの使用で痛みと上手く付き合っています。

 

きちんとした対処ができていれば、腰痛持ちの選手でも世界のトップレベルで活躍できるということを証明していますね。

⇒スポーツ選手がなりやすい腰痛とは

腰痛改善のためにおすすめのスポーツ

スポーツは腰痛を引き起こすだけでなく、辛い痛みを改善するための有効な手段でもあります。

腰痛改善に効果的なスポーツとしては、水泳や水中ウォーク、ウォーキングやジョギングなどが挙げられます。

 

また、スポーツジムで適度な筋力を付けるトレーニングも効果的です。

 

ポイントとしては、瞬間的に強い衝撃を受けることや、急な動きをするスポーツは避けることです。

水泳や水中ウォークは水中の浮力があるおかげで体への負担が少ないことから、怪我のリハビリでは定番のメニューとなっています。

これらのスポーツを日常的に継続して行うことで、腰痛になりにくい強い体を手に入れることができるでしょう。

 

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