腰の右側が痛い!考えられる原因は?

      2017/08/28

腰痛には左右どちらかにだけ症状が出るといったことがあります。

左右で共通している原因もあれば、それぞれに独立した原因の場合もあるため、単純に右と左の違いだけでは済まさないことが大切です。

今回は右側だけが痛む腰痛に考えられる原因や対処法についてご紹介します。

体の歪みが原因による腰痛

腰痛の原因には様々なことが考えられますが、左右どちらか片側だけの痛みの場合、まず疑われるのが体の歪みによる左右差です。

日ごろから片寄った姿勢をしていると、左右どちらかにだけ極端に負担がかかってしまいます。

 

よくある姿勢崩れの原因としては、バッグをいつも決まった方の肩に掛けて歩いていたり、座っているときに足を組む癖などが挙げられます。

日常生活の中でのこういった癖から筋肉バランスが崩れ、片方の腰や肩ばかりが痛くなってしまうのです。

⇒腰痛と筋肉痛の違いとは

内臓疾患が原因による腰痛

体の歪みが原因による筋肉系トラブルの他に、内臓疾患が原因によって右側の腰痛が発症している可能性もあります。

内臓疾患の中でも、次のような疾患の可能性が考えられます。

<虫垂炎(盲腸)>

虫垂炎は一般的に右下腹部に痛みが出るものですが、まれに右腰に痛みが発生することがあります。

激しい痛みを伴い、我慢すると腹膜炎になることもあるため早急に治療を受ける必要があります。

周囲に拡散するような放射痛が特徴で、発熱や吐き気、下痢などの症状も出るようなら注意が必要です。

⇒腰痛と吐き気に襲われた!その症状の原因教えます

<膵臓疾患>

膵臓は胃の裏側の背中に近い位置にあるため、膵臓に疾患がある場合は腰に痛みが出る場合もあります。

胃腸の調子が悪いときも膵臓疾患と関係がある場合があり、腰痛だけでなく胃腸の調子も悪いときには疑ってみると良いでしょう。

⇒深刻な病気が考えられる腰痛

<上行結腸のトラブル>

上行結腸は大腸の一部ですが、右下腹部に位置します。

ここに何らかのトラブルが起きると右腰に痛みを感じることもあります。

あまり多くはないパターンではありますが、可能性のひとつとして知っておくと良いでしょう。

<肝臓疾患>

肝臓は右側が大きな形状をしているため、炎症を起こしているときには右腰に痛みを感じることがあります。

肝臓疾患が原因の場合は、腰よりやや上部の肩甲骨に近い場所に痛みを感じます。

肝臓がんでも腰の右側に痛みを感じることもあるため、長期間痛みが続くようであれば病院でしっかりと診てもらいましょう。

⇒腰痛からがんが発覚!ほおっておくと怖い腰の痛みとは

<遊走腎(ゆうそうじん)>

遊走腎とは、腎臓が本来の位置から過度に下がってしまうことにより、腰や脇腹の痛みを発症させる疾患のことをいいます。

特に右側の腎臓に起こりやすく、右腰の痛みに発展することがよくあります。

痩せ型の女性に多く見られる疾患であることもひとつの特徴です。

腎臓のトラブルは右側の腰痛と関係が深いため特に注意が必要な内蔵です。

⇒なぜ女性のほうが腰痛持ちが多いのか?

筋肉系と内臓系の腰痛を見分けるポイント

体のバランスが崩れて起こる筋肉系トラブルが原因の腰痛と、内臓系疾患が原因の腰痛を見分けるポイントは、動いたときに痛みが出るかどうかです。

筋肉系トラブルの場合は、動くときには筋肉を使うため痛みますが、動いていないときには基本的に痛みを感じません。

一方で内臓系疾患が原因の場合は、動いていなくても痛みを感じることが特徴です。

安静にしていても痛みがある場合には内臓疾患を疑ってみましょう。

特に腰痛と同時に極端なむくみや血尿など、なんらかの体調不良を併発している場合は特に注意が必要です。

⇒腰痛は何科に行けば良い?

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