腰痛と筋肉痛の違いとは

      2017/08/16

筋トレする男性

野球やゴルフなどのスポーツ後に感じる腰の痛み。

「筋肉痛のような痛みだけど、これはもしかして腰痛?」

痛みが強いとそんな風に不安になってしまいますよね。

腰痛と筋肉痛の違い

そもそも筋肉痛と腰痛は何が違うのでしょうか?

筋肉痛とは

ランニングする女性

一般的に「筋肉痛」はスポーツ後や重いものを持った後など、思い返してみれば「あれが原因だったかも!」と思い当たるきっかけがある場合がほとんど。

 

そこから数時間後、または翌々日といった感じで、時間を置いて起こる「遅発性筋痛」が「筋肉痛」呼ばれています。

 

その痛みは3日から長くて1週間程度で回復していきます。

 

腰痛とは

腰痛とは

腰痛には、骨や筋肉、神経、内臓疾患、ストレスなど大きく分けて4つの原因があります。

痛みの原因が思い当たらず、時間がたってもなかなか痛みが治まらない場合は一時的な筋肉痛ではなく上記のような別の原因がある可能性が高くなります。

 

実は腰痛の中には筋肉痛のような症状が現れるものがあります。

腰の筋肉が炎症を起こしたり、極度に緊張して固くなって痛みが発生する「筋筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)」です。

<筋筋膜性腰痛の症状>

1.腰あるいは腰から背中にかけての痛みがある
2.腰の張り、こり、だるさ、重さなどの違和感がある

 

筋筋膜性腰痛は、腰周辺の筋肉疲労による痛みで起こり、その痛みは「筋肉痛」「ねんざ」「肉離れ」などの症状として現れます。

 

一般的にスポーツ後や重いものを持った後に現れる「筋肉痛」とは、この「筋筋膜性腰痛」が原因であることがほとんど。

筋肉痛はこの腰痛の症状の一つだということですね。

 

筋肉痛(筋筋膜性腰痛)とその他の腰痛の痛みの違い

どんな痛みがありますか?

激しいスポーツをしたり、重い物を持った記憶もない。

でも筋肉痛のような痛みがある。

 

そんな時はその痛みをチェックしてみてください。

 

基本的に筋筋膜性腰痛が原因の筋肉痛は「動かすと痛い」もの。

そしてその他の腰痛は「動かなくても痛みやだるさを感じる」という違いがあります。

 

そんな動かなくても痛みが続く場合は、筋肉痛以外の腰痛の可能性があるので一度診察を受けてみることをおすすめします。

【筋肉痛の治し方】効果的な対処法は?

数日たてば治るとはいえ、動くと強い痛みが走る筋肉痛。

早く楽になりたいですよね。

そこで筋肉痛の症状を効果的に治す方法をご紹介します。

湿布

筋肉痛には湿布

筋肉痛といえばまずは湿布です。

湿布には「温湿布」と「冷湿布」がありますが、ポイントはその使い方。

<効果的な湿布の使い方>

1.強い痛みや炎症があるうちは「冷湿布」

まずは冷やして炎症や腫れを押さえます。

この段階で温湿布を使うと、炎症が強くなってしまうので逆効果です。

 

2.痛みが治まってきたら「温湿布」

温かい湿布は血行の流れを良くするとともに、疲労物質を流してくれるので回復を早める事ができます。

また、筋肉の緊張がほぐれるので痛みが和らぎます。

湿布に関しては「あまり効果がない」「気休め」という説もあります。

要は自分が「気持ち良い」と思えることが大切。

 

どの湿布を使えば良いか迷った時は、痛みが楽になると感じる方を選んで問題ありません。

⇒腰痛になったら温める?冷やす?

食べ物

これを食べれば回復する!という特効薬のようなものはありませんが、傷ついた筋肉を構成する原料となるたんぱく質、血行を改善するビタミンC、Eはいつもより多めに摂りましょう。

⇒腰痛持ちが必ず取りたい栄養素はコレ!

 

お風呂

お風呂も効果的

痛みが軽くなってきたら、ゆっくりとお風呂につかって血行を良くするのもおすすめです。(温湿布と同じ効果あり)

お湯の温度は30度くらいのぬるめが適温です。

⇒腰痛が辛い時のお風呂はNG?

 

ストレッチ

痛みが落ち着いたら、固まった筋肉を徐々に伸ばす事も大切です。

無理せずに、いつもよりゆっくりストレッチを行いましょう。

 

ストレッチは腰回りだけではなく、全身を伸ばすことがポイント

体中の血流が良くなることで、腰回りの血行も自然と良くなり、回復を促すことができます。

 

この時期の激しい運動は禁物です!

 

睡眠

寝ている間に分泌される「成長ホルモン」は、損傷した筋肉の修復を促してくれます。

良質な睡眠をとることで、筋肉痛を早く収めることが可能です。

 

成長ホルモンが多く分泌される22時から2時までは、しっかり睡眠をとるように心がけましょう。

⇒50歳まで現役プロ野球選手だった山本昌さん愛用の寝具とは?

筋肉痛はどのくらいの期間で治る?

一般的に3日から1週間程度で痛みは収まります。

 

よく「年を取ったから筋肉痛が治るの遅くって」なんて話を聞きますよね。

実は年齢よりも、日頃からどれだけ筋肉を使っているかで、回復に大きな差が出てきます。

 

普段からよく運動する人の筋肉には、毛細血管がたくさん発達しているので筋繊維を痛めてもすぐに修復が進みます。

よく使っている筋肉は、筋肉痛が起こりにくかったり早く回復することができるのです。

なかなか治らない・・・こんな症状は病院へ

筋肉痛だと思っていたけれど、なかなか治らない。

そんな症状が長く続く場合は、一度病院で診察をうけましょう。

<こんな症状は病院へ>

  • 1週間以上たっても痛みやこわばりが取れない(リウマチなど)
  • 1か所に強い痛みがある(骨折の可能性)
  • 全身に痛みがある
  • 運動をしてないのに筋肉痛のような痛みが続く(内臓疾患)

日頃から体を動かして、筋肉痛を予防しよう!

筋肉は1週間使わずにいると、10%から15%も筋力が低下してしまいます。

また、使わない筋肉はどんどん筋繊維が細くなり損傷を起こしやすいもの。

 

さらに年齢が高くなれば、失った筋肉を取り戻すのは大変です。

できる範囲で毎日体を動かす習慣をつけて、腰痛や筋肉痛を予防していきましょう。

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