腰痛からがんが発覚!放っておくと怖い腰の痛みとは

      2017/08/28

辛い腰の痛みを「どうせ治らないから」「いつものことだから」と諦めていませんか?

痛みがあるまま放置するのは危険な場合もあります。

 

例えば疲労が原因の腰痛であればしばらく安静にしていれば自然とよくなっていきますが、痛みが全く軽くならずに1か月以上続いてる場合は注意が必要です。

がんのような重大な病気が隠れていることも考えられますので、すぐに病院で診察を受けましょう。

 

腰痛とがんに関係があることに驚く人もいるかもしれませんが、実は腰痛治療でがんが発覚するといったことは実際にあり得ることです。

⇒深刻な病気が考えられる腰痛

安全な腰痛と危険な腰痛

腰痛は「安全な腰痛」と「危険な腰痛」に分けることができます。

安全な腰痛とは一般的な腰痛症やぎっくり腰などのことで、安静にしていれば自然と治っていきます。

腰痛のほとんどはこの安全な腰痛であり、姿勢の悪化や筋肉疲労などが原因です。

マッサージやストレッチなどで改善することも期待できます。

 

厄介なのは危険な腰痛です。

危険な腰痛とは腰以外にも症状があるような病気や怪我が絡んだ腰痛のことをいいます。

主な病気や怪我は次のようなものが挙げられます。

・脊椎感染症

・強直性脊椎炎

・椎体圧迫骨折

・馬尾症候群

・悪性腫瘍(がん)

難しい病名が並びますが、一番気になるのはやはり「がん」です。

原因不明の腰痛患者の100人に1人はがんだと言われているくらい、腰痛とがんは意外と関係性が深いのです。

がんと腰痛の関係性とは

身近な人にがん患者がいればわかるかもしれませんが、がん患者の中には辛い腰痛に苦しむ人がたくさん存在します。

主に腰に近い内蔵のがんの場合に腰痛が発症することが多くなります。

 

がんによる腰痛と普通の腰痛を見分けるポイントとしては、がんの腰痛は夜に痛みが強くなることが多いということです。

いつも夜になると腰が痛くなるという人は、念のため検査を受けてみると良いでしょう。

腰痛が起こりやすいがんの種類

では、がんによる腰痛の場合、どんな種類のがんである可能性が高いのかをご紹介します。

特徴を理解しておくと自身の症状と比べることもできるので確認してみてください。

<すい臓がん>

すい臓がんは腰痛になりやすいがんとして有名です。

症状の特徴は腹痛や腹部への圧迫感で、腰の神経が圧迫されて痛みが発生します。

悪性腫瘍である可能性が高く早期発見が難しいすい臓がんですが、特徴を知っておけば早期発見できる可能性は高まります。

<大腸がん>

すい臓がん同様、腰痛に繋がりやすいのが大腸がんです。

老廃物や毒素を排出できず腸内に溜まることで、腰の負担が大きくなり腰痛が発生します。

高齢者は腸が詰まってしまう腸閉塞を併発することや、逆に下痢症を起こすこともあるため注意が必要です。

<腎臓がん>

腎臓がんは初期の自覚症状がほとんどないことが特徴で、腰痛を感じるようになるころにはかなり進行している可能性が高くなります。

<卵巣がん>

卵巣がんも神経を圧迫することで腰痛を感じることがあります。

腰痛の他にも貧血や不正出血、生理不順なども併発します。

ただしこれらの症状は卵巣がん以外の婦人科系疾患も考えられるため、まずは検査を受けることが大切です。

早めに病院で診てもらう

がん以外でも内臓疾患が原因の腰痛もあるため、長期間痛みが続く場合や腰以外にも症状がある場合には一度病院で診てもらうことをおすすめします。

腰痛を理由に病院へ行き、検査した結果がんが見つかったという人もいるので、早めの受診を心掛けるようにしましょう。

⇒腰痛は何科に行けば良い?

女性の場合は特に婦人科系疾患とがんの症状が似ているため、自分で判断するのは禁物です。

腰痛ががんを早期に知らせてくれるサインとなることもあるため、腰痛のときは腰以外にも何か特徴的な症状が出ていないかをよく確認することが大切です。

⇒なぜ女性の方が腰痛もちが多いのか?

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