腰痛は何科に行けば良い?

      2017/08/28

腰痛が酷くなると自分ではどうしようもなくなり、病院へ行くことも考えるようになります。

でもいざとなると「何科を受診すれば良いのかわからない!」という方もいるのではないでしょうか。

⇒あなたの腰痛の原因は?

病院の何科を受診すれば良い?

腰痛にも様々な原因が考えられるので一概に判断することは難しいですが、まずは整形外科を受診してみることをおすすめします。

ポイントは総合病院や大学病院の中にある整形外科を選ぶこと。

診断結果によっては他の科を紹介される可能性もあるので、その場合は同じ病院で受診できる大きな病院の方が何かとスムーズだからです。

 

骨や筋肉が原因だという診断結果であればそのまま整形外科での治療となり、心因性の場合は心療内科や精神科、内臓疾患系が原因の場合は内科と、それぞれ適した科で治療を行います。

 

自分で正確な原因を判断することは難しいため、まずは可能性の高い整形外科を受診し、その後適切な科で治療を受けるようにしましょう。

 

また、最初からペインクリニックの受診を考える人もいますが、ペインクリニックは整形外科系の疾患で、通常の鎮痛剤が効かないような場合に受診するべき病院です。

そのため、病院に行くことを考えたときにはいきなりペインクリニックではなく、まずは大きな病院の整形外科を受診することから始めるようにしましょう。

病院での治療内容は?

病院に行くとなると、どんな治療をされるのか気になりますよね。

もちろん原因や症状のレベルによって治療方法は異なりますが、まずは原因を特定することが最も優先されます。

<① 原因を特定する>

はじめは問診から始まり、視診、筋力検査、感覚障害の検査、レントゲン、骨密度測定、血液検査、尿検査などの中から、医師が必要と判断した検査を行います。

一瞬で判断できるような原因もあれば、しっかりと検査してみないと判断できないような重大な原因が潜んでいる可能性もあるので、慎重な判断が必要です。

病院で受診する場合はまずはこういった原因を特定する検査から始めることになります。

<② 治療を開始する>

原因が判明すれば治療を始めていくことになりますが、症状によって治療法は異なります。

主に「物理療法」や「運動療法」「心理療法」などを使い分けて適切な治療を行います。

牽引療法・装具療法

椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症では牽引療法を行うこともあり、必要に応じてコルセットなどの装具療法も取り入れられます。

ぎっくり腰坐骨神経痛など、整形外科的疾患で痛みが強い場合はブロック注射で対処することもあります。

⇒神経ブロック注射って痛そう。効果は本当にある?

温熱療法

慢性腰痛に対しては温熱療法が用いられることがあります。

温熱療法とは患部を温めることで血行を良くし、筋肉の緊張をほぐす治療法です。

方法としては超音波や遠赤外線、電磁波、ホットパックなどがあります。

半身浴などもこの温熱療法に含まれるので、自宅でもできる治療法となります。

⇒腰痛は温める?冷やす?

認知行動療法

心理的ストレスからくる腰痛の場合は、認知行動療法が効果的です。

あまり聞き慣れない治療法かもしれませんが、心因性の腰痛に高い効果を発揮します。

認知行動療法は考え方を変えることでストレスを軽減させるという治療法です。

マイナス思考になりがちな考えを前向きなプラス思考に変えるというシンプルな方法ですが、実際に高い効果が出ている治療法です。

⇒ストレスが原因の腰痛

手術

椎間板ヘルニアなどが悪化した場合は最終的に手術という選択肢も出てきます。

しかしあくまでも最終手段的な選択なので、余程酷い状態でない限り病院に行ったからといってすぐに手術ということにはならないので安心してください。

恐れず病院へ行こう

病院に行くことを考えると、つい大掛かりな治療を想像して敬遠しがちになりますが、まずは簡単な治療から始まることがほとんどなので、恐れず受診してみることをおすすめします。

「腰痛くらいで病院に行くのも面倒だ」と感じるかもしれませんが、腰痛の原因によっては放置して悪化させることによって治療の選択肢が少なくなってしまうこともあります。

異変を感じるような腰痛の場合は早めに病院で診てもらうようにしましょう。

⇒深刻な病気が考えられる腰痛

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